CAFE RICCO
Frequently Asked Questions
【Q1】
どんなお店?初めてだと入りにくい。
【A1】
コーヒーとワッフルの専門店で、先にカウンターで注文と会計を済ませるスタイルです。バリスタがテーブルまでお持ちしますので、お好きな席にお座ってお待ちください。お水や砂糖はカウンターにありますので、ご自由にお持ちください。下膳はいたしますので、お帰りの際はそのままで結構です。
【Q2】
飲み物だけの注文でもよい?
【A2】
飲み物だけでも大歓迎です。飲み物は常時50種類以上ご用意しています。メニューにないドリンクでも、材料で作れるものがあれば都度交渉の上で提供しています。お気軽にご利用ください。
【Q3】
夜はバーになる?
【A3】
当店は、英語や日本語で言う夜営業のバー(bar)でもなく、時間帯で業態が変わるスペインのバル(bar)でもなく、コーヒーが主体のイタリアのバール(bar)です。時間帯で業態が変わるわけではありませんので、答えはNOとなります。また、夜の営業はしておりません。
ビールはエール系を中心に6種類用意しています。これらは朝から提供していますが、いわゆる飲み放題に列されるような“酔うためのお酒”ではなく“味わうためのお酒”のみ提供しています。その趣旨がご理解いただけない場合はお断りすることがありますのでご了承ください。
【Q4】
モーニングやランチはやってる?
【A4】
モーニングやランチのように「特定の時間(に来店できる人)だけお得なサービス」は提供していません。その代わり営業中は常に同じメニューを提供していますので、好きなときに好きなものを選んでお楽しみください。
【Q5】
カレーやパスタはない?
【A5】
個人的にどちらも大好きですが、どちらも香りが強く油分の多い食べ物です。当店はコーヒーの香りに影響のあるものは極力避けていますので、今後も提供する予定はありません。ただし、近隣でカレーやパスタなどを提供しているお店は紹介できます。店頭でお問合せください。
【Q6】
子連れでも大丈夫?
【A6】
大歓迎ですが、走り回ったり騒いだりと他のお客さまのご迷惑にならないようご配慮だけはお願いします。おむつ替え台はありませんので、事前にお済ませの上でご来店ください。
当店は化学調味料を含め添加物は極力避けていますが、ワッフルにはちみつを使用しています。1歳未満のお子さまの飲食はご注意ください。
なお、未就学のお子さまには100%有機ジュース(アップルまたはオレンジ)または牛乳のハーフサイズを無料でサービスしています。遠慮なく申し付けください。
【Q7】
ペット連れでも大丈夫?
【A7】
個人的にペットは大好きですが、衛生上の問題からご遠慮いただいてます。ただし、角の小窓から声をかけていただければテイクアウトには対応しています。
【Q8】
たばこは吸える?
【A8】
健康面での是非はさておき、当店は香りを大事にしていますのでご遠慮いただいてます。また、当店のある地域は路上喫煙禁止区域のため店外でもご遠慮ください。
【Q9】
電話での状況確認や予約はできる?
【A9】
店舗でのサービスを優先するため、電話での応対はしていません。恐れ入りますが店頭またはFacebookメッセージでご連絡ください。貸し切りについては対面でのみ相談に応じておりますので、ご面倒でも店頭までお越しください。
【Q10】
テイクアウトはできる?
【A10】
ドリンクについては、アルコールやテイクアウト向きでないものを除いて承っています。マイマグ持参で30円引きになります。
ワッフルは以前はテイクアウトを可能としていましたが、もともとテイクアウトに不向きで現地(ベルギー)でも店内で皿盛りして食べるブリュッセルタイプです。そのため現在はテイクアウトはしていません。
【Q11】
駐車場・駐輪場はある?
【A11】
駐車場はありませんが、近隣の駐車場で安いところを案内しています。駐輪についてはお店の脇道に沿って止めることができます。お店の正面付近は通行や近隣の店舗の迷惑になりますのでご遠慮ください。
【Q12】
コーヒー豆の販売はしている?
【A12】
エスプレッソ用の豆については以前は販売していましたが、その扱いが個人では難しいため現在は販売していません。ただしご自宅での抽出方法がエスプレッソ以外の場合、近隣や通販などで購入可能な品質の高い豆の紹介をさせていただいますので遠慮なくお問合せください。
【Q13】
フレンチプレスコーヒーの注文が難しそうでわからない。
【A13】
店頭のボードにコーヒー豆の産地と風味の特性などが細かく記載されてますが、ご自身の好みをバリスタにお伝えいただければ、その時のラインナップからおすすめのものを提示させていただきます。ワインや紅茶のように権威や格式がないフラットなところがコーヒーのいいところですので、どうぞ気兼ねなく、そして心豊かにお楽しみください。
【Q14】
ドリップではなくフレンチプレスでコーヒーを淹れるのはなぜ?
【A14】
「最近はどこもドリップで淹れているのに、なぜリッコさんはフレンチプレスなんですか?」とよく聞かれます。答えを先に言うと、高品質と評価されたコーヒー豆の風味を余すことなく安定的に楽しむには、現時点ではフレンチプレス(吸着性のない金属フィルターでコーヒー豆と水分を分離する方式)が最適だからです。
コーヒー豆の生産地でその風味を評価するときは、カッピングと呼ばれる手法を用います。この手法では、挽いた豆に直接お湯を注ぎ、紙や布などのように成分を吸着する性質があるフィルターは使用せずに、上澄みを味わって評価しています。フレンチプレスはこの方式に極めて近いのが特徴です。一方、吸着性フィルターを使った方式だと、生産地での評価から何かしら風味の引き算をすることになります。
もちろん、吸着性のない金属フィルターを使ったドリップもありますので、これを使う手もあります。しかしながら、ドリップは非常に難しい淹れ方なのです。器具(フィルターやポットの形状・材質など)や淹れ方(お湯の投入位置・速度など)など、風味に影響を与える要素があまりにも多いのです。それぞれの要素のぶれがとても小さく済んだとしても、要素の数が多いため、ぶれの総量は大きくなりがちです。一方、フレンチプレスは形状・材質も似たり寄ったり、淹れ方に個性は出しにくいためぶれは少なくなります。
このように淹れ方に着目すると、なぜその豆を使うのか、そしてなぜその淹れ方なのかという観点からお店の姿勢が見えてきます。当店は生産者の想い(産地での評価・品質)をそのままお客様に届けることを第一としていますので、風味の引き算がないフレンチプレスを使用してコーヒーを淹れています。
【Q15】
コーヒー以外の飲み物はある?
【A15】
高品質な紅茶やハーブティーのほか、自家製ジンジャーシロップを使用したジンジャーエール、フルーツピューレを使用したイタリアンソーダなど多数揃えています。コーヒー系やアルコールを併せると常時50種類以上のドリンクがありますので、迷うようであれば遠慮なくバリスタにご相談ください。
【Q16】
テイクアウト用のガムシロップやコーヒーフレッシュはない?
【A16】
異性化液糖を使用したガムシロップ、植物性油脂に乳化剤を使用したコーヒーフレッシュは、店内用・テイクアウト用いずれも用意していません。当店のガムシロップはグラニュー糖のみで作った自家製のもので、テイクアウトの際はカウンターの小瓶にあるものをご利用ください(2020年3月より感染症対策のため市販のガムシロップポーションを設置)。コーヒーフレッシュは置いてませんが、申し付けていただければ牛乳を適温で提供しています。コーヒーフレッシュのような油分がほしい場合、例えば北海道産生クリームを牛乳でのばしたものを提供することもできます。
【Q17】
紅茶用にレモンはある?
【A17】
常時ではありませんが、国産レモンのみを使用した自家製レモネードが販売されている時期はだいたい置いてます。輸入かんきつ類はポストハーベストの危険性がありますので、当店では使用していません。
【Q18】
外看板にある「no MSG added」ってなに?
【A18】
「MSG」はグルタミン酸ナトリウムの略称で、一般的には化学調味料全般を指します。つまり答えは「化学調味料を加えてません」ということになります。化学調味料は食品添加物のひとつですが、海外では危険性が指摘されて使用制限のある国もある中、日本ではやたらと使われているものです。普通のスーパーでは、入っていない食品を探すのが難しいくらいです。
肯定派・否定派それぞれの見解はありますが、見解が分かれるということは科学的にその影響が断定できないことを意味します。仮に実験で一定量以下なら危険性はないとしたとしても、実験とは大きく条件が異なる日常生活において、自分が摂取している量を把握することは不可能です。したがって、結論は君子危うきに近寄らず――すなわち避けられるなら避けるべきものです。この結論は化学調味料に限ったことではありませんが、「交通事故に遭う危険性」とは違って自分に選択権があるという点が重要です。
対面で説明できることを理由に原材料表示を省略できる飲食店においては、化学調味料使用の有無をどこかに明記しないと避けようにも避けられません。つまり選択権がお客さまにないのです。一応「対面で説明できる」ことになっていますが、お店の人に「化学調味料使ってますか?」と聞くことの難しさは想像に難くないと思います。当店はスタッフも含めこわ~いお兄さんはいませんので、聞かれたことにはきちんとお答えします。気になる場合は遠慮なくお聞きください。
【Q19】
カプチーノとカフェラテは何が違う?
【A19】
当店ではカプチーノは「エスプレッソ+泡たっぷりのミルク」、カフェラテは「エスプレッソ+泡少なめ・やや熱めのミルク」としています。これはイタリア式のエスプレッソアレンジの一例ですので、昨今主流のシアトル式では事情が違ってきます。
大手チェーン店はほぼシアトル式ですので、カプチーノ・カフェラテが置いてあるお店で両方頼むと、この差が店舗によって違うことに気が付くかと思います。シアトル式の場合、一般的にはドライカプチーノと呼ばれる「後からスプーンでミルクの泡をのせるカプチーノ」のようなものが多いようです。そのため、どちらを頼んでもカプチーノみたいなものが出てくることがあります。似たものにフランスのカフェオレがありますが、これは「ドリップしたコーヒー+温めたミルク」ですので、カフェラテとはまったく別物になります。
なお当店では、空気を含んだミルクの甘い泡とエスプレッソのバランスを楽しむならカプチーノ、熱いミルクとエスプレッソが渾然一体となったものをゆっくり楽しむならカフェラテとお勧めしています。
【Q20】
コーヒーでカフェインレスは選べる?
【A20】
エスプレッソ系のメニューであればすべて対応しています。通常使用しているエスプレッソ用の豆と比較してローストがやや深く、酸味の少ない風味となります。